近年、すっかり定着してきたクールビズ・ウォームビズ。
夏のオフィスにノーネクタイで通勤する男性の姿は、今やスタンダードです。
企業によってはスーツから一転、「ポロシャツとチノパンで通勤可能」としたところもあります。
でも、何があるかわからないビジネスシーン。
いつでも最低限の礼をつくした服装は、心がけたいものです。
ここでは、クールビズ・ウォームビズにおける望ましい服装・NGな服装を解説していきます。
目次
靴は革靴。まずはそこから考えよう
クールビズ・ウォームビズの期間でも、靴は革靴がベスト。
カジュアルな服装で良いからといって、スニーカーやサンダル、ロングブーツなどはNGです。
靴が革靴と決まれば、あとは自ずと決まってくるもの。
男性は靴に合わせ、落ち着いた色のスラックスを。
ベルトを上質なものにすれば、フォーマルな雰囲気を出すことができます。
女性も、まず革のパンプスからコーディネートを決めていきます。
真夏だとつい薄着になりがちですが、グッとこらえて「上品さ」は絶対確保。
透け感のあるブラウスや露出の高いキャミソール、胸元が開きすぎるインナー、短いスカートやスリットの入ったスカートなどは控えましょう。
男性の下着はVネックのものを
クールビズの季節になると、男性はワイシャツのボタンを1つ開けることが増えます。
そんな時、襟元から下着が見えてしまうと恥ずかしいですよね。
丸首ではなく、Vネックの下着を着ておけば、ワイシャツのボタンを開けても下着が見えません。
男性のワイシャツは、できればボタンダウンを!
男性はクールビズの期間、ボタンダウンシャツを着るのがおすすめ。
ボタンダウンの良いところは、ネクタイをしめず、ワイシャツのボタンを1つ開けても襟元が崩れない点です。
クールビズでも、できるだけカチッとした印象を与えたい人は、ボタンダウンシャツがおすすめです。
女性はスカーフを持っておくと便利!
女性は突然のお客様などに備え、小さいスカーフなどを持っておくと便利。
サッと首に巻くだけで、フォーマルな雰囲気を演出できます。
スカーフは、冷房の寒さから身を守ることもできるのでおすすめです。
クールビズ・ウォームビズが普及して以来、ビジネスシーンでの服装はカジュアル傾向にあります。
でも仕事相手に敬意を表したい場合や、「信頼できる人間」と思われたい場合は、最低限の礼儀は必要。
真夏でも真冬でもきれいな革靴を基本として、そこからビジネスシーンにふさわしい「プチ・カジュアルコーディネート」を考えていきましょう。