社会人になってまず大切なのは、「身だしなみ」。
最近は、社会人の服装もかなりカジュアルになってきました。
でも、さすがに学生時代のように寝グセ頭にジーンズというわけにはいきません。
ここでは「身だしなみの基本」について解説していきます。
目次
社会人の身だしなみ、この3つをチェック!
社会人になったばかりの頃は、スーツやヘアスタイルにあまりお金はかけられません。
そこで、まず「この3つを押さえておけば大丈夫」というポイントをお伝えします。
(1)清潔感
仕事は、相手に不快感を与えないことが最も大切です。
いくら一流大学を出ていても、難関資格を持っていても、清潔感がないのでは台無し。
入浴や洗髪、肌着の洗濯やスーツのクリーニングなどに気を遣い、常に清潔でいるよう心がけましょう。
散髪もなるべくこまめに。
安い理容院でもいいので、一ヶ月に一度はヘアカットに行きましょう。
常に髪型が整っていると、それだけで清潔感を醸し出せます。
(2)機能性
ビジネスシーンでのファッションは、あくまで機能性重視。
見た目は良くても、機能性が低いものはNGです。
たとえば女性の服装でいうと、乱れやすい服装は避けましょう。
乱れやすい服装の例としては、「スーツ+フリルブラウス」の組み合わせ。
ブラウスの襟にフリルがついていると、スーツの襟とからまり見苦しくなります。
ではどうすれば良いかというと、女性アナウンサーの服装が参考になります。
女性アナウンサーはたいてい、スーツの下は「襟のないカットソー」などにしています。
これは襟の乱れを気にすることなく、集中してニュースを読むための知恵なんです。
ビジネスシーンでの服装は仕事に集中できるよう、乱れにくいファッションを心がけましょう。
靴も購入時によく試着し、歩きやすいものを選びましょう。
デザインは素敵でも歩きにくかったり、カツカツと音がしたりする靴は機能的とはいえません。
また機能性の低い靴は疲れやすく、体を壊す原因にもなります。
機能性の高い服装は、仕事への集中力を高め、あなたの健康も守ります。
仕事で良い結果を生むためには、機能性重視の装いが必須です。
(3)上品さ
上品さとはいえ、王子様やお姫様のような服装をするわけではありません。
落ち着いた色合いで、サイズが体型に合っており、周囲と調和のとれた服装が「上品」といえます。
色があまりにも派手なものや、露出の多い服装は上品とはいえません。
また、無理をしてピチピチの服を着ているというのも、品が良いとは言い難いです。
周囲を安心させるような落ち着いた色・デザインで、自分の体型に合ったものを着るようにしましょう。
ビジネスシーンでの身だしなみは「清潔感」「機能性」「上品さ」がポイント。
この3つを心がければ、周囲はきっと「あなたと一緒に仕事をしたい」と思ってくれますよ。