社会人にとってなくてはならないもの、それは「ビジネスマナー」です。
世の中で成功している人の共通点は、「ビジネスマナーがしっかりとできていること」。
いくら自由人に見える人でも、一流の人物というのは、ビジネスマナーに長けた人が多いんです。
ビジネスマナーの基本はもちろん、プラスαができれば、あなたも成功者になれますよ。
このサイトでは「ビジネスマナーの基本」と、「一歩進んだビジネスマナー」をご紹介。
読めば必ず「デキる人」になること間違いなし!
ビジネスマナーはなぜ必要なの?
そもそも、なぜビジネスマナーは必要なのでしょうか?
理由を考える前に、こんな場面を想定してみてください。
一緒に仕事をする相手が、打ち合わせの時間に毎回遅刻。
「遅れる」との連絡もありません。
服装はいつもヨレヨレ。
話す言葉も、仕事の話をしているのに「マジで?」「ヤバい」といった、いわゆる「タメぐち」。
メールをしても返信は遅く、しかも他人のアドレスが全部わかるように「cc」で送ってきます。
さらに、机の上はグチャグチャ。
個人情報が書かれた重要書類のうえに、コーヒーの入ったマグカップが置かれています。
さて、あなたはこんな人と一緒に仕事をしたいですか?
できれば避けたいですよね。
この人の欠点を一言でいうと、ずばり「ビジネスマナーができていない」こと。
つまり私たちは、ビジネスマナーができていない人とは一緒に仕事をしたくないのです。
さあ、ビジネスマナーが必要な理由が見えてきましたね。
そう、ビジネスマナーが必要な理由は、「あなたと一緒に仕事をしたい」と相手に思ってもらうためです。
実は企業の採用基準は、「この人と一緒に仕事をしたいかどうか」です。
英会話や簿記など、色々なスキルを持っていることももちろん大切です。
でも、それ以上に大切なのは「一緒に仕事をしたい人材かどうか」。
たとえば宇宙飛行士を選考する際も、「他者と一緒に気持ちよく仕事ができるかどうか」が最も重要視されています。
どんな仕事でも、最初から最後までひとりですることはありません。
組織に属している人も、フリーで仕事をしている人も、必ず誰かと一緒に仕事を進めていきます。
一緒に仕事をする相手が、いつも清潔感のある服装で、丁寧な言葉で話してくれると気持ちがよいもの。
「自分を認めてくれている」「自分を敬ってくれている」「この人の力になりたい」と思え、仕事にやる気が出てきます。
逆の立場で考えると、自分がビジネスマナーを学べば、相手の心は満たされパワー倍増。
最初は無理だと思っていた仕事も、自分のちょっとした心がけで成し遂げられるかもしれません。
ビジネスマナーは、単なる礼儀作法ではありません。
「この人と一緒に仕事をしたい」
「この人となら、どんな仕事もうまくいきそう」
ビジネスマナーとは、小さな力で大きな成果をあげられる「魔法の杖」なんです。