男性はとりあえず「スーツ」と決まっているので、女性ほど服装選びに困りません。
でも選択肢が少ないからこそ、「一歩先行く」身だしなみが重要!
小さな心がけで、周囲に大きく差をつけることができます。
目次
男性の身だしなみ、まずこの3点をチェック!
男性の身だしなみは、次の3つがポイントです。
(1)ヘアスタイル
男性は髪が短い分、伸びると「乱れ」が目立ちます。
まとまりにくくなったり、寝グセがつきやすくなったり・・・。
さらに、もみあげや襟足が伸びてくると不潔な印象を与えてしまいます。
理容院や美容院でこまめにカットし、毎朝の整髪も欠かさないようにしましょう。
なお、整髪料は香りが強くないものをチョイス。
香りの強い整髪料は「スメルハラスメント」となり、周囲に迷惑をかけます。
(2)ヒゲ
ヒゲが伸びていると、清潔感は一気にダウン。
職種によっては「ヒゲ不可」というところもあるほど、世間の「ヒゲ」に対する風当たりは意外と強いものです。
芸能人のようにオシャレにヒゲを蓄えられる自信がなければ、剃るのが無難。
濃い人は、朝晩剃るようにしましょう。
なお、携帯できる電気シェーバーなどがあると、お客様を訪問する際に重宝します。
(3)下着
実はワイシャツの下に下着を着るのは、本来「間違っていること」なんです。
ワイシャツが生まれた理由は、「スーツを汚れから守ること」。
つまりワイシャツは、スーツから見た「インナー=下着」なんです。
よって、ワイシャツの下にさらに下着を着るのは「ダブル下着」になり、世界的には「おかしい」とされています。
でも日本の気候は、基本的にジメジメ。
高温多湿で汗をかきやすい気候のため、ワイシャツの下に下着を着る習慣がついています。
では、どんな下着を選べばよいかというと、まずは白を選択。
最近はベージュや黒の下着もありますが、ワイシャツ選びが難しくなります。
白いワイシャツから黒い下着が見えるのは、ちょっと恥ずかしいですよね。
下着は白を数枚持っておけば、毎日の服装に悩むこともなく安心です。
なお、ワイシャツの上から文字や柄が透けるような下着は厳禁です。
スーツ・ネクタイ・靴選びはここをチェック!
(1)スーツの色は濃紺かチャコールグレーを
スーツは濃紺かチャコールグレーなどがおすすめです。
黒でも構いませんが、黒いスーツは基本的に冠婚葬祭用。
普段のビジネスシーンなら、知的な濃紺か、品のあるチャコールグレーが良いでしょう。
(2)スーツは3〜4着は用意しよう
衣類は基本的に、毎日着用すると早く傷みます。
スーツも毎日同じものを着ていると、劣化が激しく、気がつけば膝やお尻付近がテカテカなんてことも・・・。
3万円程度のスーツを3〜4着用意し、「1日着たら2日休ませる」ぐらいの余裕をもちましょう。
初期投資はかかるかもしれませんが、結果的にはお得です。
(3)ネクタイはシルクが一番!模様は無地やドットがおすすめ
ネクタイ選びは、とても難しいもの。
第一印象を決める重要ポイントなので、気を抜くことはできません。
米国の大統領選では、ネクタイの色で勝敗が分かれると言われるほです。
ネクタイを購入する際は、まず「シルク」を選ぶのがおすすめ。
シルクは一年中使うことができ、相手への敬意を表すこともできます。
色・模様は、ネイビーブルーの無地などが好感を持たれます。
模様の入ったネクタイを選ぶ場合は、ドット(水玉)柄がおすすめ。
水玉が小さいほど、上品な印象になります。
レジメンタルストライプもよいですが、海外のお客様と会うときは避けたほうが無難。
「特定の組織に属している」「特定の大学のOBである」などと受け取られる場合があります。
(4)靴は、まず黒を選ぼう
ビジネスで使う靴は、まず黒を選んでおくと安心です。
茶色を購入する人もいますが、茶色はスーツとの色合わせが意外と難しいです。
一方、黒はどんな色のスーツにもピッタリ。
まず一足買うなら、黒を買うのがおすすめです。
(5)白い靴下はNG
ビジネスシーンで「白い靴下」はNGです。
白い靴下は、基本的に学生がはくものとされています。
スーツからチラッと白い靴下が見えただけで、好感度はガクンと下がるので注意しましょう。