社会人生活に慣れてきたら、いよいよ他社訪問!
一人で行なう他社訪問は、誰もが緊張するものです。
ここでは、他社を訪問する際のマナーについて解説します。
目次
アポ取りの前には、確認リストを作ろう
アポイントメント(以下、アポ)を取るのはメールではなく、電話で行ないます。
訪問したい日の、遅くとも一週間前までには電話をします。
さらに受話器を持ちながらあわてることのないよう、事前に確認リストを作りましょう。
リストの内容は、次の8つです。
- 相手の会社名・担当者名
- 電話番号
- 住所・最寄り駅:アポ取りの電話の際に、詳しい行き方をメモする。例:●●駅からバスで「区民センター前」下車。進行方向に向かって徒歩2分。
- 訪問の目的
- 訪問人数
- 候補日時・終了予定時刻
- 決定日時・場所
- 受付
アポイントを取ろう
電話をしたら担当者本人を呼び出してもらい、自分の会社名と氏名を伝えます。
そのうえで「今、お話しするお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と一言断り、アポを取りつけます。
アポを取る際には、訪問の目的と人数を伝えます。
さらに事前に考えておいた候補日を念頭に置き、相手の都合を聞きながら、双方に都合のよい日時を設定します。
日時が決まったら、相手の会社の受付方法を確認。
いきなり担当者のいる部屋に行くのか、社屋の玄関で受付の人に取り次いでもらうのかを、必ず聞いておきましょう。
アポを取りつけたら、最後に日時と自分の名前を復唱して電話を切ります。
訪問の前に、この7つをチェック!
アポを取りつけたら、訪問する前に以下の7つをチェックしておきましょう。
- 訪問先の会社の情報。
- 商談の資料や見本がそろっているか。
- 上司・同行者との打ち合わせ。
- 交通手段と所要時間。
- 出張の場合は、交通費の申請などの社内手続き。
- 車を置ける場所(※車で訪問する場合)。
- 持ち物(名刺、筆記具など)。:名刺は十分な枚数を用意しましょう。
さらに当日は、ヘアスタイルやスーツのシワ、靴の汚れなど身だしなみも要チェック!
事前準備をしっかりと行ない、身だしなみも整えれば、余裕をもって相手に会うことができます。
訪問先に着いたら、ここを最終チェック!
いよいよ他社に到着したら、最終チェックに入ります。
その際、次の4つをチェックします。
- 靴やスーツが汚れていないか。
- 携帯電話はマナーモードか電源OFFになっているか。
- 名刺入れは取り出しやすいところに入れてあるか。:男性はスーツの内ポケットに。女性は鞄の取り出しやすい場所に入れておきます。
- コートは脱いだか。
他社を訪問する際には、必ず玄関に入る前にコートを脱ぎます。
マフラーや手袋も鞄にしまいます。
いずれも、外の埃を中に持ち込まないためのマナーです。
商談が終わり外に出るときも、コート・マフラー・手袋は外に出てから身に着けるようにします。
以上、他社を訪問する際のポイントをお伝えしましたが、これだけ押さえておけば大丈夫!
笑顔でさっそうと、お客様にお会いしましょう。